NEW RELEASE ! 近藤直司&栗田妙子

アーティスト:近藤直司&栗田妙子
タイトル:知らない人 Stranger
品番:FULLDESIGN RECORDS FDR-1047
発売日:2021年10月15日
価格:2,640円(¥2,400税抜)
JAN: 4582561395802
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メンバー:
近藤直司 Naoji Kondo (soprano, tenor & baritone saxophone)
栗田妙子 Taeko Kurita (piano)

収録曲:
1.樅の木(J・シベリウス)
2.亡き王女のためのパヴァーヌ(M・ラベル)
3.雨が降るように(栗田妙子)
4.グノシエンヌ 第2番(E・サティ)
5.知らない人(栗田妙子)
6.鳥の歌(カタルーニャ民謡)
7.アンダンテ・フェスティーヴォ(J・シベリウス)
8.ブルー・ナイル(近藤直司)
9.我が母の教え給いし歌(A・ドヴォルザーク)
10.アマポーラ(J・ラカジェ)
11.アルペンホーンの踊り(B・バルトーク)
全11曲 48:45収録

近藤直司(サックス)と栗田妙子(ピアノ)によるデュオのファースト・アルバム。

★作品紹介:
私が初めて近藤直司さん、栗田妙子さんのDUOを聴いたのは2019年の11月17日、
今回レコーディング場所にもなった入谷なってるハウスでの演奏でした。
私は当時、店番という立場でその場に居合わせました。
元々お二人の音と、魅力的な演奏家であることは存じており、
リハーサルを見ていても安心して聴いていられましたし、失礼を恐れずに言いますと、
何となくいい演奏が聴けそうだ、くらいにしか思っていなかったかもしれません。
しかし本番でお二人の音が混ざり合うと空気が一変、
体が硬直して、釘付けになってしまったんです。
そしてその音楽はもぞもぞと私の体の中に這うようにして入り込み、
剥き出しの心に優しく触れ、気付けば涙が流れていました。
このような経験は初めてでしたのでよく覚えています。
豊かな音色と楽曲の展開、お二人の信頼関係が創りあげた美しさと狂気のバランスが、
絶妙な具合で保たれながら押し寄せました。
どんなに素晴らしい演奏家同士でも相性というものはなかなか合うものではありません。
音楽に関する知識に乏しい私みたいなものの極めて個人的な感想で恐縮でありますが、
現代における至高のDUOであると断言いたします。(文責:なってるハウス店主 横山知輝)

★メンバー・プロフィール:
近藤直司 Naoji Kondo (soprano, tenor, baritone saxophone)
 東京都出身。オーディオ・レコードマニアの父親をもつ友人の案内で、中学時代にジャズのレコードに出会う。高校時代は、新宿西口のレコード店「オザワ」、東口のジャズ喫茶「びざーる」、ライブハウス「タロー」に日参。3万円のアルト・サックスを入手し、紀伊國屋書店で教則本を立ち読みしては、淀橋浄水場跡の広場で練習に励む。
1980年頃、新宿中央公園で路上演奏を始めていた、のなか悟空(ds)、川下直広(ts)らに出会い、ろくに吹けないまま、あちこちで演奏活動を始める。この時期、コルトレーン、ファラオ、シェップ、小田切一己に憧れ、質流れのテナー・サックスを入手。厚木のジャズ喫茶「ファー・アウト」に入り浸り、充実したレコード・コレクション、豊住芳三郎(ds)と共演者らによる圧倒的な音を浴びる。
同時に、不破大輔(cb)、大沼志朗(ds)とトリオを結成し、小岩「おーむ」、大和「足穂」、横浜「エアジン」などで演奏活動を始め、LP「ライブ・アット・タルホ」(タルホ・ファーム, 1986)を発表。また、「のなか悟空&人間国宝」のメンバーとして、CD「JOLLY」(チョコレート・シティ、1989)、「DULL」(トランジスター・レコード、1991)、「DUMP」(タルホ・ファーム、1992)、「OVER DRIVE」(地底レコード、1997)、「のなか悟空&人間国宝@てしゃまんく音楽祭」(bummey records, 2017)を発表し、セルゲイ・クリューヒン国際音楽祭(ロシア、サンクト・ペテルスブルグ、1998)、メルス・ジャズ祭(ドイツ、1999)に出演。
その後は、原田依幸(p)とのデュオで、リトアニアVilnius Jazz 2009に出演。永田利樹(cb)、瀬尾高志(cb)とのトリオで、CD「petite fleur」、LP「desireless」(いずれもbummey records, 2016)、CD「鳥の歌」(Full Design Records, 2020)を発表。組原 正(g)、ヒゴヒロシ(b)、本田珠也(ds)との「大変なユニット」で、CD「noise ballads」(Full Design Records, 2019)を発表。室蘭の寺院における共演を契機に栗田妙子とのデュオに取り組み、めでたくも今回のCD制作に至る。

栗田妙子 Taeko Kurita(ピアニスト/作曲家)
 東京生まれ。小学校の合奏部をきっかけに合奏が好きになり、以降合唱部、管弦楽部、学生ビッグバンドに参加する。ビッグバンド在籍時に即興やリズムに興味を持つようになる。卒業後曲を書き始め、2000年前後から新宿PIT INN、横浜エアジン他でセッションを重ねる。
現在は《栗田妙子p・外山明d DUO》《栗田妙子p・馬場孝喜g DUO》《ピアノトリオ ブルーシーツ(永塚博之b、鈴木カオルd)》《栗渋(渋谷毅p、栗田妙子 鍵盤harm)》《のなか悟空d 騒乱武士》《植村花菜g & voでこぼこカルテット(工藤精b、清水勇博d)》他で活動中。
今までにソロピアノのCD『忽骨』『SOLO 2』『improvisation 1』『improvisation 2』、ピアノトリオのCD『ブルーシーツ』、DVD『59の仕掛け』をリリース。
また、《オンセントリオ(岩見継吾b、池澤龍作d)》の4枚のアルバム、ミドリトモヒデas『コレクリトリオ』(是安則克b)、植村花菜『The Covers ’60~’70』『愛のかたち』『それでいい』他、様々なレコーディングに参加。
一方で合唱やバレエの伴奏にも携わる。創作バレエや子供ミュージカルなど舞台作品の作曲も多数。
2021年12月、東京文化会館にて東京混声合唱団と初共演予定(作曲委嘱を受け初演)。

録音:2021年7月26日「なってるハウス」
エンジニア:寺部孝規
ミックス:藤掛正隆
写真:高下 徹